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2015年10月22日 (木)

高知大 学長選 吉尾候補の主張 (2)

前回に続いて吉尾候補の主張を転載する。

承前

3 学系・部門制の功罪

 所信表明の会でも述べ、これまでも機会のあるごとに、主張してきたように、現在この制度の存在意義はなく、速やかに廃止するのが適当であると考えます。その具体的な方法(廃止後の組織等)については、所信にも書いた「本籍(教育研究部)のみ残すやりかた」を含めいろいろありますが、これまで行われたアンケートの結果などから見ても、学内の圧倒的多数が学系・部門制廃止を支持すると予想されますので、廃止は決して難しいことではありません。あとは、学長がそれを決断するだけです。

 

4 非正規職員の置かれた状況をどう考えるか

非正規職員のみなさんは、多かれ少なかれその立場に起因する“悩み”を抱いていると認識しています。例えば、次年度の契約が続くのだろうかといった不安が第一にあります。本学では、3年ないし5年をもって契約を継続しないことを前提としています。引き続き勤めたいと思っていただいてもその思いに答えられていません。また、古くから高知大学にお勤めの非正規職員の方は、期限を定めない雇用に切り替わっていますが、労働条件の面では正規職員との間に大きな格差があります。同じような業務をこなしながらも、給与、賞与、退職金はもちろん、それ以外の働きやすさを確保する諸制度でも区別されたり、制度上は利用できても、現実には利用できない状況もあると認識しています。それにも拘わらず、いくつかの部署では残業や休日出勤を管理者から要請されているとのことです。さらに、残業や休日出勤で支払われるべき給与をすべて受け取れていないとも聞いています。このことによって、採用後まもなく(例えば、半年程度で)離職する職員すらいると聞いています。また、管理者と非常勤職員とのあいだで十分な面談が設けられていないため、職場環境の不満や困っていること、仕事の進め方の提案などについて、意見を述べる機会が少なくなり、働きやすさやモチベーションが高まらないのではないかと心配しています。

わたしは、有能な非正規職員の方々を、多数知っています。彼らに安心して働いてもらえるように当初は年限を定めた雇用であっても、期限を定めない雇用に切り替える制度や、正規職員への道を拓く登用制度を確立するとともに、これまでの職歴のなかで蓄積された能力をさらに伸ばしていただく研修の機会も増やしたいと考えています。雇用形態の違いによって分断されることなくチームとして高い組織力を築けるよう、非正規職員の採用と雇用のこれまでのありかたにメスを入れたいと思います。

 

5 他候補の所信のなかで取り入れられるところは

脇口候補の政策の内、大きく二つの点が取り入れられると思います。一つは同窓会との連携ということです。以前の勤務先との比較で言えば、従来国立大学は私立に比べややもすると同窓会を軽視していたように思われます。その点は改善されつつありますが、さらに同窓会との連携を押しすすめていくことが重要と思います。私は関西、東海地方支部において、大学の近況について説明したことがありますが、人文学部だけでなく農学部、理学部等の卒業生の方々から、大局的見地にたった温かなエールをいただきました。

二つ目は、一つ目とも関わりますが、寄付金の募集に力を入れ、それをもとにした大学としての独自の活動を行っていくことです。そこには、社会の動静や学界の動向などを冷静に見極める学長の資質・能力も必要です。学長は、そうした中で、先頭に立って、県内外を回る必要があると思います。

 

●吉尾、脇口両候補の「所信」及び「所信表明の会」の模様はグループウェア(掲示版「教職員用掲示板(学長選考関係掲示板)」「第1次学長候補者名簿等の公示について」(2010109日付)、ライブラリ「学長選考所信表明の会」「所信表明の会」1015日付)から見ることができます。ぜひ両候補の主張をご覧になって、いずれの候補が高知大学学長としてふさわしいかご判断いただきたいと思います。

       

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