政権交代を政策転換の契機に
政権交代を政策転換の契機に
果たして「政権交代」がありうるのかどうか、極めて微妙な状況になりつつあるのはたしかである。しかし、総理大臣が「惜敗を期して」と公言していると言うことは、「惨敗でなければまだまし」という意識(無意識?)が働いているということなのだろう。とすれば、やはり政権交代はあるのか?
だが、「政権交代」がもしあったとして、ことはそこでおしまいではない。常に言われることだが、民主党あるいはそれを中心とするグループ(社民、国民、日本新党etc)は政策上はごった煮であり、右から左までの勢力を含んでいる。したがって、多くの人たちが「民主党に期待すべきでない」というのも一理ある。だが、そうであっても、いやそうであるからこそ、私たちは政策転換(このブログの趣旨から言えば、国立大学法人化に係わる政策転換)を「次の政権」に強く求めていく必要がある。
固定した政策上の軸が存在しないからこそ、我々の主張が広汎な国民の声となれば、それが政策に反映される可能性が大きくなるのである。小泉改革のもたらしたものを全面的に見直すということが、「次の政権」の課題となることは疑いの余地がない。郵政民営化に先だって行われた国立大学の法人化を国民的な議論に載せていくこと、これが私たちの課題である。
学長選考(学長任命)に対する異議申し立てという私たちの個別的な闘いを徹底して行うこと、それを通じて今回の高知大学長選考に現れた国立大学法人化の矛盾を裁判という場を通じて徹底的に明らかにしていくこと、そのことによって「次の政権」に政策転換を求めていくこと、これらのことを一体として推し進めることで勝利の展望は切り拓かれるのである。
最後に、植草一秀氏の実刑判決が確定したとのニュースを日曜日に聞き、いささか愕然としている。「この時期に、あいつらはそこまでやるのか」というのが率直な感想である。同氏には一面識もないが、この間同氏のブログからは実に多くのことを学ばせてもらい、深く感謝している。ただちに収監されるのかどうか、法律には素人の私には判断が付かないが、もし下獄ということになったら、くれぐれもお身体に気をつけて頂きたいと思う。影響力という点では同氏に比べるべくもないが、日本の端で「辺境の狼」として生きる一ブロガーから送る連帯の挨拶である。


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