« 2008年1月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年4月30日 (水)

JWの記事について

JWの記事について

JW(ジュディシャル・ワールド)という雑誌の最新号(vol.3)に高知大学の学長選考を巡る問題が出ている。http://www.leadersnote.com/

題して<泥沼化する国立大学 「学長選出」> タイトルは一般的だが、中身は写真も含めほとんど高知大学の事例。おなじみの人たちの名前も出てくる。法律関係の雑誌(とはいえ、表紙は東国原知事でぐっとやわらかい雑誌)なので、法人法の問題点との関連で今回の高知大学長選考の「構造的問題点」をきちんと記事にしている。詳しくは同誌(¥700)を見て頂くとして、それをひと言で表すとすれば、「学長性善説」に基づく制度設計である。そのだとするとわが相良学長は身をもってこの制度設計のあやまりを示してくれたということになる。

文部科学省にも一部送って良く勉強してもらうべきだろう(えっもう送りましたって!)。

2008年4月 6日 (日)

文部科学省汚職の徹底追及を

文部科学省汚職の徹底追及を

4月5日、文部科学省前文教施設部長大島某が収賄容疑で逮捕された。

国立大学の施設整備に関して、大きな疑惑があるという。通常このような問題は「トカゲの尻尾きり」で終わるものだが、今回の件に関してそれを許さない世論を起こす必要がある。

国立大学の施設にかかわる疑惑であるとすれば、この「本省部長」にぶら下がっていた無数の「ミニ大島」が全国の大学にいるはずであり、その連中を徹底的にあぶりだすことが重用である。様々な秘匿されている「裏情報」を表に出すことで、捜査当局も適当なところで手打ちをすることができなくなるはずである。補助金や交付金の配分決定のプロセスを公表させ、誰がどこで「口利き」をしていたのかを明るみに出せばすべてのカラクリがはっきりするはずである。

更に、当該「元部長」が沼津高専の校長であったことに示されるように、事柄の背後に文部科学省の天下り構造があることも指摘する必要がある。理事や学長として天下り官僚を送り込むことは、単にキャリア、上層ノンキャリアの再就職先の確保というだけではなく、文部科学省による大学コントロールと利権確保・分配の重要な手段になっている。この結果もたらされたものが、不透明で非民主的な学内運営であり、行き着く先が学長選考の私物化であることは火を見るより明らかである。

繰り返すが、この問題を「トカゲの尻尾きり」で終わらせてはならない。文部科学省には何の自浄能力もなく、「互助組合」のように身内でかばいあっているだけの組織であることははっきりした。捜査当局の動きに注目し、それを監視しよう。

« 2008年1月 | トップページ | 2008年8月 »