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2015年10月25日 (日)

2015高知大 学長選 明日は投票日

明日26日は御存知の通り学長選考の意向投票である(午後三時まで!)。学長選考は翌27日に予定されている学長選考会議の決定にゆだねられているので、投票結果がどの程度尊重されるかは予断を許さない。しかし、むしろそうであればこそ、一人でも多くの大学構成員が意向投票に参加することの意義は極めて大きい。

今やわれわれの手に残されている数少ない権利の一つである「意向投票」の権利を明日は断固として行使しよう。

 

学長選考意向投票

日時:10月26日 午後3時間締め切り

場所:各キャンパス

身分を証明するもの(大学発行の身分証明書、免許証、パスポートなど)を忘れずに

 

2015年10月22日 (木)

高知大 学長選 吉尾候補の主張 (2)

前回に続いて吉尾候補の主張を転載する。

承前

3 学系・部門制の功罪

 所信表明の会でも述べ、これまでも機会のあるごとに、主張してきたように、現在この制度の存在意義はなく、速やかに廃止するのが適当であると考えます。その具体的な方法(廃止後の組織等)については、所信にも書いた「本籍(教育研究部)のみ残すやりかた」を含めいろいろありますが、これまで行われたアンケートの結果などから見ても、学内の圧倒的多数が学系・部門制廃止を支持すると予想されますので、廃止は決して難しいことではありません。あとは、学長がそれを決断するだけです。

 

4 非正規職員の置かれた状況をどう考えるか

非正規職員のみなさんは、多かれ少なかれその立場に起因する“悩み”を抱いていると認識しています。例えば、次年度の契約が続くのだろうかといった不安が第一にあります。本学では、3年ないし5年をもって契約を継続しないことを前提としています。引き続き勤めたいと思っていただいてもその思いに答えられていません。また、古くから高知大学にお勤めの非正規職員の方は、期限を定めない雇用に切り替わっていますが、労働条件の面では正規職員との間に大きな格差があります。同じような業務をこなしながらも、給与、賞与、退職金はもちろん、それ以外の働きやすさを確保する諸制度でも区別されたり、制度上は利用できても、現実には利用できない状況もあると認識しています。それにも拘わらず、いくつかの部署では残業や休日出勤を管理者から要請されているとのことです。さらに、残業や休日出勤で支払われるべき給与をすべて受け取れていないとも聞いています。このことによって、採用後まもなく(例えば、半年程度で)離職する職員すらいると聞いています。また、管理者と非常勤職員とのあいだで十分な面談が設けられていないため、職場環境の不満や困っていること、仕事の進め方の提案などについて、意見を述べる機会が少なくなり、働きやすさやモチベーションが高まらないのではないかと心配しています。

わたしは、有能な非正規職員の方々を、多数知っています。彼らに安心して働いてもらえるように当初は年限を定めた雇用であっても、期限を定めない雇用に切り替える制度や、正規職員への道を拓く登用制度を確立するとともに、これまでの職歴のなかで蓄積された能力をさらに伸ばしていただく研修の機会も増やしたいと考えています。雇用形態の違いによって分断されることなくチームとして高い組織力を築けるよう、非正規職員の採用と雇用のこれまでのありかたにメスを入れたいと思います。

 

5 他候補の所信のなかで取り入れられるところは

脇口候補の政策の内、大きく二つの点が取り入れられると思います。一つは同窓会との連携ということです。以前の勤務先との比較で言えば、従来国立大学は私立に比べややもすると同窓会を軽視していたように思われます。その点は改善されつつありますが、さらに同窓会との連携を押しすすめていくことが重要と思います。私は関西、東海地方支部において、大学の近況について説明したことがありますが、人文学部だけでなく農学部、理学部等の卒業生の方々から、大局的見地にたった温かなエールをいただきました。

二つ目は、一つ目とも関わりますが、寄付金の募集に力を入れ、それをもとにした大学としての独自の活動を行っていくことです。そこには、社会の動静や学界の動向などを冷静に見極める学長の資質・能力も必要です。学長は、そうした中で、先頭に立って、県内外を回る必要があると思います。

 

●吉尾、脇口両候補の「所信」及び「所信表明の会」の模様はグループウェア(掲示版「教職員用掲示板(学長選考関係掲示板)」「第1次学長候補者名簿等の公示について」(2010109日付)、ライブラリ「学長選考所信表明の会」「所信表明の会」1015日付)から見ることができます。ぜひ両候補の主張をご覧になって、いずれの候補が高知大学学長としてふさわしいかご判断いただきたいと思います。

       

2015年10月21日 (水)

高知大 学長選 吉尾候補の主張 (1)

高知大学学長選 吉尾寛候補の主張を「推薦者代表」の許可を受けて以下転載する

今回は前半

吉尾寛候補の考え方と全学への提案

―御質問に答える形で―

 

このたびの学長選考に際して、私たちは、吉尾寛候補を推薦しています。吉尾氏の考え方と今後の大学運営に関する提案は、グループウェア上に公開されている所信および先日の「所信表明の会」の録画を見ていただきたいと思います。先日の所信表明の会での質疑はそこで完結したものですが、寄せられた質問はすべて本学の構成員にとって重要な事柄ばかりでしたので、ここに当日の回答を補足する形で、吉尾候補の考え方と提案内容をあらためてご説明したいと思います。

2015年10月18日 吉尾寛候補推薦者代表 中森健二

 

1 現代の若者、特に高知大学の学生が抱えている問題は何か?

高知大学には限りませんが、学生の抱える問題として最も心配するのは、孤独・孤立です。

 今の学生は、LINEなどのネットワークによって日常的に互いに結びついているわけですが、何らかの原因により、そのネットワークから疎外される状態に落ち込むことがあると言われています。そうした場合、学生は自死することもあります(学生の自死・自殺は、私たち教師にとって、もはやいかなる対話もできない、本当にいいようもない気持ちに追い込まれます)。もちろん、学生がそのような疎外状態に陥らないよう、大学は組織的な取り組みを行わねばなりません。一昨年、私は、学生支援課の職員、保健管理センターの教員の方々と、その方面で先進的な取り組みを進めている某国立大学を訪問し、その報告書を大学執行部に提出しました。大学全体で、何らかの早急な対策が講ぜられることを願ってやみません。

 ただ、ネット環境の中の「疎外」については、自分に関心がない事柄に対してはなかなか動こうとしない、あるいは極端な場合、一旦厭と思ったらすぐ身を退いてしまう傾向にも、一因があるのではないかと思っています。こうしたONE WAYのスタイルから少しでも脱却し、日常的に自己の関心を超えたものにも触手を伸ばす、一見自分と無関係と思われる事柄や人に目を向けていく――こうした営みに、全くの想定外より起こるネット「疎外」状態の中から学生が自力で抜け出す鍵があるのではないかと考えます。そのための教育手法として、アクティブラーニングには意義があると思っています。また、自分の関心の範囲内だけで動いていると、大量な情報の中から自分の欲する事柄を抽出するためのキーワードも設定できなくなるという社会の声もあります。

 

2 本学の財政状態をどうとらえ、それにどう対応すべきと考えているのか

  また改革をどう検証するのか

まず、本学の財政に関しては、極めて危機的状況にあり、これは我々にとって焦眉の課題であるという認識を全学が共有する必要があると思います。詳しくは、「所信表明」の第3頁の後半を見ていただきたいのですが、つけ加えるべきことがあるとすれば、以下の二点です。

 全学財務委員会での執行部からの報告によれば、「6億円」という赤字に

対して、基盤的経費の削減が既に限界まで来ていて、部局長裁量経費等もゼロにせねばならないとされています。もしこのことが真実であれば、本当に本学大学運営の危機であり(私の知る限りでは、同じ規模の他の国立大学法人よりも深刻かもしれません)、教育組織改革の継続などもあり得ないということです。みんなで、多方面から解決策を真剣に考えねばなりません。

 ただ、「6億円」というのは、全学財務委員会に出された資料が示してい

る数字なので、前任校での経験(単なる絶対値の比較でなく、複数の事業所=学校の個々の適正な経営状態に照らして詳細にどうあるべきかを検討してみると――このことは、事業所間の収支(経営)を相互に補完する時に重要です)から言わせてもらえれば、積算の根拠となっているより基礎のデータを具体的に確認する必要があると考えます。

上記②でのべた、基礎データの分析を前提として、財政危機への具体的な対応案については、「所信」にいくつかの提案を挙げてあります。項目だけ挙げれば、学系・部門制の廃止、ポイント制の廃止、戦略的人員の見直し、教員の再雇用制度の再構築、職員の延長雇用と研修制度の充実などです。詳しくは「所信」をご覧ください。

もう一つの質問である、「検証する観点」ですが、個々の部局の実際と部局間の差異を具体的に把握すると同時に、それら内実を異にする単位がどのように全体を構成して、いかなる特色を意識的に打ち出すことができているかを検証する必要があると考えます。この全体を意識的に特色づけることが、学長の力量(自身の実績に基づきリアルな検討原案を作れるかどうか)が最も発揮されるところと思います。 


つづく

2015年10月20日 (火)

高知大学 学長選考2015 脇口学長の「発達障害モドキ」発言

学部特に附属病院の人達はそもそも、このような発言をする人物(それは単なる失言ではなく、この人の「今の若者」や「発達障害」に関する「率直な意見」である)を、自分たちの「長」とすることについてどう考えているのだろうか。脇口氏は医学部や病院関係者の推薦をバックに学長になっている。逆に言えば、医学部の支持がなければ学長となることなど不可能だった。

医学部出身の学長ならば、医学部や付属病院の利益になる?

本当だろうか、役職にあずかっている一部の人達をのぞけば、多くの医学部関係者特に病院関係者にとっては、脇口氏が学長になってもなにもいい事はなかったのではないか。それどころか、今回のような発言をあちこちで「学長」が行うことは、決して医学部にも病院にもプラスにはならないはずだ。「高知大学医学部附属病院では、今の若者を発達障害モドキと呼んでいるそうだ。だって、学長自身がそういっているのだから」というのが「世間」の受け止め方であろう。

これだけ明確に学長が問題のある発言をし(記録も残っている)、投票資格者がそれを知った上で脇口氏を再選すれば、そのような発言を認めたことになるのは言うまでもない。

それは大学全体にとってのみでなく、特に医学部、病院にとっておそらく取り返しのつかないダメージとなるだろう。

2015年10月19日 (月)

高知大 脇口学長の「発達障害モドキ」発言

昨日のブログにも書いたが、10月14日 所信表明の会が開催された。この会で 両候補の「人間性」が極めてよくわかった。

具体的には脇口候補(現学長)から、例の通りのトンデモ発言があった。

「今の若者、特に高知大学の学生の抱えるという問題は何か」という質問に対して、若者たち(つまりは自分の大学の学生たち)を評して「発達障害モドキ」という言葉をつかって表現した。

この席には、高知大学の学生たちもいたのである。一体彼等は「発達障害モドキ」と呼ばれてどう思ったろうか。かつて教育研究評議会で「学生の30パーセントは発達障害」といったことはすでに組合の機関紙で知っている人も多いだろう(詳しくは 高知大学教職員組合機関紙『こぶし』http://kuunion.cocolog-nifty.com/blog/files/2013-6.pdf 参照)だが、「常識のある」多くの人は「まさか本当にそんなことは言わないだろう」と思っていたのではないだろうか。今回、多くの大学構成員がその発言を実際に自分ので聞くことになった。

おそらく、その場にいなかった人は、「発言の一部だけとりあげて批判している」と思うに違いない。

だが、今度は「幸いなことに」(このような人が学長なのは不孝の極みだが)その時の模様を動画で確認することができる(学内のみだが)

「まさか」と思う人(学内)はぜひグループウェア「ライブラリ「学長選考所信表明の会」「所信表明の会」1015日付)でご自分の目でたしかめてほしい、そしてよく考えてみてほしい、「この人が教育機関の長としてふさわしい人だろうか?」と

 

2015年10月18日 (日)

高知大 2015 学長選考始まる

前回選挙から、早四年(その前のあれから早8年)。

また、学長選考の季節がやってきた。
長い沈黙を破って、このブログの書き込みを再開したのは、やはり、この状況に一石を投じる必要があると考えたからである。
以下、ここまでの経緯について、簡単にまとめる。
9月26日に推薦の届け出が締め切られ、候補は以下の2人である
吉尾寛 人文学長
脇口宏 学長
この2人の一騎打ちで、学長選考は行われる。
今回は 「所信表明の会」(立会演説会)が実施されるのがこれまでとの最も大きな相違である(10月14日)。意向投票は10月26日に実施され、その結果を「参考」に学長選考会議による決定が10月27日に行われる。
人事(理事の構成)、政策等において相良氏の負の遺産に縛られたままの現執行部のままでいいのか、大きくそれを転換するのかということである。
詳しくは次回以降に
t

2013年9月20日 (金)

本日、高知大学未払い賃金請求訴訟、第一回口頭弁論。於 高知地裁。さて、第二ラウンドだ。

2012年2月15日 (水)

《(仮称)高知総合人文社会科学会 創設準備会シンポジウム》のご案内

《(仮称)高知総合人文社会科学会 創設準備会シンポジウム》のご案内

グローバリぜーションと地域の構想力
-高知の視座から-

 高知大学人文学部は、人文・社会科学の総合的研究機関として、これまで様々な研活動を行ってきました。学部には多様な学会・研究会が存在し、2004年度より「高知の視座」に基づく分野横断的なプロジェクトが始動するなど、組織的な研究も行われていす。さらに、1999年度より大学院人文社会科学研究科(現・人文社会科学専攻)が新設され、学部卒業生、社会人、留学生を毎年受け入れ、修了生を地域に輩出してきました。 
 人文学部では、こうした活動を踏まえ、人文社会科学の総合的な研究交流の場づくりを目指すべく、新たに学会を創設する準備を進めています。私たちが目指す学会とは、大の枠を越えた多様な人々との双方向のコミュニケーションの場を形成し、地域の発展に与することにあります。今回は、この活動の一環として、「グローバリゼーションと地域の構想力-高知の視座から-」と題するシンポジウムを開催することになりました。 
 現在日本では、少子高齢化や経済格差、震災復興、TPPなど、深刻な問題を抱えるともに、経済のグローバル化や行財政改革の影響により、地域社会の持続可能性が一危ぶまれています。高知県は、こうした問題を数多く抱える「最先端」地域であり経済・社会・文化の各方面で困難に直面しています。今回のシンポジウムでは、このような地域が抱えている問題の所在について、政治・経済・文化の角度から光を当るとともに、地域の中から今後の展望を探っていきたいと考えてます。学外の方も含め、どなたも参加自由です。ぜひ当日会場までお越しいただき、議論にご参加下さい。

日時:2012年2月18日 14:50~17:00

場所:高知大学人文学部 第一会議室
 
14:50~~15:00  趣旨説明 (人文社会科学専攻 教務委員長)
15:00~15:15 (仮)グローバリゼーション下の地方分権改革
             -橋本県政の意義と限界-    
         根 小 田 渡(高知大学名誉教授)

16:15~15:30 (仮)グローバリゼーションと地域経済の危機
         岩 佐 和 幸(高知大学人文学部教授)
15:30~15:45 (仮)黒潮流域圏の史的解明と地域文化の再生
         吉 尾  寛(高知大学人文学部教授)

(休憩 15:45~15:50)
15:50~16:50   総合討論(司会 小 澤 萬 記 高知大学人文学部教授)

16:50~17:00 閉会の挨拶(人文社会科学専攻長)

2012年2月 3日 (金)

ニュースレター37が発行されました

ニュースレター37号が発行されました。

以下に転載します。

ニュースレター NO.37
     

 行くぞ最高裁!
 不当判決―上告決定!
 ―闘いはさらに続きます―
 
 高知大学のすべての皆さん。本裁判に注目している全国の皆さん。
 2011年12月27日 13時10分高松高裁において「高知大学 学長任命処分無効確認訴訟」の控訴審判決が開かれました。原告二名のうち、根小田名誉教授が出席し(高橋名誉教授は所要で出席できず)、本会からも代表が参加しました。
 結果は主文「1.本件訴訟をいずれも棄却する。2.控訴審費用は控訴人らの負担とする」というもの。すなわち「控訴人根小田の訴えを棄却し、控訴人高橋の請求を棄却した原判決は相当であると判断する」という一審判決支持の判決です。
 投票用紙を勝手にいじった二人の職員について、「保管のために関係書類を整理しようとすることはともかくとして、投票用紙の記載や枚数まで確認することが権限外かつ不相当な行為であることはいうまでもない」「両名の行為には配慮不足の点があったといわざるを得ず、その意味で、控訴人ら指摘のような疑惑が生じたとしても無理からぬものがある」としながらも、結論としては一審と同じということになりました。
 判断の根拠として挙げられているのは、一審の理由づけの語句を一部修正しただけというまさに「手抜き判決」です。まったく、結審からこれまで長い時間をかけて裁判長はなにをやっていたのでしょうか。
 この不当な判決に対して、原告・弁護団はただちに上告の手続きを取りました。
 我々「裁判を支える会」としても、この原告・弁護団の決定を支持し、最高裁での戦いに臨みたいと思います。
 3月末で相良学長の任期が終了しますので、その時点で「訴えの利益なし」とされる可能性は大です。しかし、学内の惨状を見ても他大学の状況を見ても、我々がこのまま引き下がるわけには行きません。「法人法」そのものに関する国民的議論を喚起するためにも、我々は闘い続けます。
  次期学長選考―岡本候補惜敗 
しかし、今後につながる新しい芽も!
 
 高知大学学長選考は12月26日の意向投票を受けて27日に学長選考会議による選考が行われました。
 結果はすでに報じられている通り以下のようになりました。
 意向投票結果
    岡本和夫 (大学評価学位授与機構理事) 407票
    脇口 宏 (高知大学医学部長)     424票
 これを受けて学長選考会議は脇口宏氏を次期学長候補に決定しました。
 この結果についてはあえてコメントしません。一つだけ言えることはここでも「闘いは続く」ということです。
 結果は上に述べたようなものですが、今回の学長選考において、新しい希望とも言うべき動きもありました。若手・中堅の教員が「立会い演説会」の開催を求め立ち上がり、自主開催にこぎつけたことです。たしかに、この動きに対して冷ややかに対応した候補が今回選ばれたことは、今後公的な立会い演説会を実現することが必ずしも容易でないことを示しています。しかし、you tubeで動画を公開するなど、柔軟で創意に満ちたその活動は「この大学も捨てたもんじゃない」と思わせるのに十分だと思います。
 また、意向投票が多様な大学構成員の意見をきちんと反映するためには、有資格者の見直し(拡大)は不可欠でしょう。付属校園の教員、特任教員・再雇用教員など、当然投票権を持っていておかしくない人々が現在の仕組みでは排除されていることの問題点については今後、学内できちんと議論し改善を求めていく必要があります。
 最後にもう一つ重要なことを指摘しておきます。
 学長選考会議委員細木秀美氏が学長候補である脇口宏氏の利害関係者なのではないかとの疑問が提示されたことについてはすでに前号で指摘しました。選考会議議長の答えは、「(非常勤職員なので)利害関係者に当らない」というものでした。社会通念上非常識としか言えない答えですが、現行「国立大学法人法」の規定では「利害関係者」を選考会議委員から排除することができないという事態がここで露呈しました。
 しかし、この極めて明白な事例が示されたことで、今後「国立大学法人法」の改正(廃止がベストですが)を求めていく中で重要な論点(学長選考が利害関係によって左右される危険の存在=学問の自由に対する侵害の危険)が提供されたといえるでしょう。
 学長選考の結果は本学の未来について必ずしも楽観できない影響を及ぼすでしょう。闘いはまだまだ続きます。
 
「学長選考を考える」ツイッターから
大学の未来のために奮闘してくれた皆さん。結果は学内掲示板にあるとおり、脇口候補が選出され、岡本候補は惜敗しました。皆さんのご支援に感謝するとともに、今回の選挙で芽生えた新しい芽をなんとか生かしていきたいと考えています。

2011年12月30日 (金)

医学部との分離改組をめざそう

八年前の医大との統合は間違いだったと、ずっと考えていた。だが、現実に統合がなされてしまった以上、それを前提として議論すべきとのはんだんから、それを、つよく主張せずにきた。だがことここにいたって、過去の判断(統合)の間違いの指摘と言う観点からではなく、むしろ未来にむけた選択として、医学部との分離改組を強く主張したいと思う。
たしかに、現状で文部科学省がそれをみとめるとは考えにくい。しかし、今後状況の急速な流動化の可能性は何人も否定出来ないであろう。
そのとき、分離改組の現実的可能性が浮上しないとだれがいいきれるだろうか。高知大学が生き残る唯一の希望である分離改組について次回から書いていくつもりである。

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